2008年9月26日金曜日

room

昨日は芝浦工大で夕方からroomというイベントに参加しました。建築学科の堀越先生の研究室の主催で何回か異なるテーマで開かれているそうです。今回は安宅研太郎河内一泰、僕の三人が誘われて「最近の事」について話すというものです。会場は広い製図室で、学部3年生から大学院の学生まで何十人か集まっていました。それにしてもなかなかゆるいテーマ(笑)。最近のことといえば僕にとっては事務所の移転なので、事務所の写真を見てもらいながら話したのですが、他の二人は自分たちの「最近のプロジェクト」を紹介しました。それなら僕も何かプロジェクトをと思い、ラッキーなことに事務所の写真の端にprototype展に出展するフォトフレームが写っていたので、それを紹介しました。堅苦しいイベントではなくて、学生も僕たちもみんなが最初からビールを片手にしている会なので、そのくらいがちょうど良かったと思います。おそらくですが。。この3人は東京芸大の大学院の益子研究室で一緒でした。その研究室で安宅君と僕が同期、河内君は一つ上で彼の同期は石上純也君です。芸大は学部だけでなく大学院の研究室も人数が少ないのです。なぜか今はその3人が芝浦工大で、3年生の設計課題で非常勤講師をしています。

2008年9月25日木曜日

オープニングパーティ

昨日は事務所移転のオープニングパーティがありました。大勢の方々に来て頂いて大盛況でした。お越し頂いた方々、どうもありがとうございました。当日お越し頂けなかった方も、ぜひお気軽にお立ち寄りください。1階で道路に面しているので、本当に気軽な気がします。自分の働いているところを大っぴらに公開するのは雑誌以外では初めての経験で、いろいろ言ってもらえて楽しいです。前の事務所では「よくあるマンションの2Kタイプ」と雑誌で紹介され、それを機に移転しようと思ったところもあります。。。今度のところは、自分ではかなりワイルド感があると思っているのですが、来た人達の中には緊張感があるという感想もあって、空間の感想とは一筋縄ではいかないものですね。それはともかくいろいろな雰囲気があって空間的に楽しめる場所だと思います。パーティには今までの個人邸のクライアントの方々にも皆さん来て頂けました。建物を引き渡して終わりの関係ではなく、その後も個人的に関係が続いていることをあらためて実感できて、建築家としてはやはり嬉しかったです。「軽井沢の別荘/ギャラリー」の徳澤姫代さん・大川内弘さんが、「狛江の住宅」のクライアントに「被害者の会をつくりませんか?」と僕の目前で話しているのをキャッチしました(笑)。




ワインは芝浦工大の非常勤講師つながりで、小山貴弘さんのお店ワインワンダーランドで注文。フードのケータリングはアルガデザインに依頼しました。ベジフードでこんな風に美味しく、かつ美しいというのは素晴らしいと思います。写真にはありませんがディップ用のスプーンは「2.8cm」でした。販売中と言ったら驚かれましたが、日本だと東京ではcollex LIVING、大阪ではToiなどにあります。フードの写真はパーティが始まる前にカメラマンの森崎さんに撮ってもらったものです。




2008年9月20日土曜日

受賞

The Chicago Athenaeum Museum of Architecture and DesignからThe International Architecture Awardを「狛江の住宅」が受賞したという知らせがありました。プレスリリースによると、フィレンツェからスタートして次がアテネ、その後ヨーロッパのなかで幾つか巡回展を行うそうです。

2008年9月19日金曜日

1年点検



狛江の住宅」が竣工してちょうど1年経ち、担当の山崎と一緒に1年点検に行って来ました。幾つか補修をする箇所をまとめた後、工務店に対応してもらいます。竣工後に撮影などで何度も訪ねていますが、一年経過しても非常にコンディションが良く、竣工時のテンションをそのまま保っています。もともと計画時からそういった住まい方をクライアントが望み、実際にそのように住んでいる状態は、設計者としてはとても嬉しいし大きな満足感もあります。その一方、まだ小さい男の子の部屋は彼なりの住みこなしがされていて、それはそれで設計者としてはやはり嬉しいです。手書きのアルソックのマークなど、ちょっと感動しました。その写真を撮り忘れたので、クライアントにお願いして頂いた写真です。





2008年9月16日火曜日

食事

昨日、Davidが関西へ移動する前に一緒に食事しようと、夕方から麻布十番の檜屋に行きました。ときどきランチを食べに行くところですが、やはり外国人を連れていくなら和食ということで。新鮮な魚介が入った樽が出て来て、好きなものを選んで料理してもらいます。内装がやや気恥ずかしいものの、それくらいが東京での思い出には丁度良いような気もします(笑)。Davidも喜んでくれました。「軽井沢の別荘/ギャラリー」ではとても歓迎されたようで、本人も楽しめた様子でした。

2008年9月12日金曜日

ランドスケープ

すでに着工している集合住宅のランドスケープで協力をお願いしているランドスケープデザイナーDavid Buck氏がロンドンから来日。昨日の夕方、担当の八木も同席してDavidと打合せをしました。彼の英語はとても聞きとりやすくて助かります。前回打合せをしたのはたしか去年の暮れで、その時は僕達との東京での打合せが終わったら暖かいオーストラリアの別荘に行って新年を迎えると言っていました。うらやましい限りでした。今回は関西に行って、9月末まであちらで休暇で過ごすとか。やはりうらやましいです。。週末に「軽井沢の別荘/ギャラリー」を見に行きたいということで、施主である徳澤姫代さんに連絡をとりました。

2008年9月5日金曜日

prototype展

友人の建築家、芦沢啓治さんが昨年から始めたprototype展にフォトフレームを出展しようと思います。大学時代からの友人で主催者の一人でもある清水くんから一昨日電話で、神社の境内にいる時に誘われました。参加した方が良いということかな、と(笑)。このフォトフレームは、以前にデザインを依頼されて始まったものですが、プロジェクトとして保留状態になっていて、つまりまだ完成品がないものです。完成品ではなく、プロトタイプを展示するという趣旨が面白いです。確かにプロトタイプ、1/1のモックアップというのは、それならではの独特の魅力がありますね。prototype展は来月の10月30日から11月3日まで、五反田の5TANDA SONIC開かれます。

2008年9月2日火曜日

アレルギーテスト

知人の紹介でアレルギーテストを受けました。保険のきくものとは違って、採取した血液をアメリカに送って90品目の食品を一斉に対象にするものだそうです。保険のきくテストは食べた後すぐに症状が現れるアレルゲンを対象にしていますが、今回のテストは内蔵など内部的に症状が現れたり、蓄積することでアレルギーになるような食品をチェックするもののようです。血液型検査のように耳たぶに特殊な針(?)を刺して血液を採取するのですが、血が出づらいと言われ何回か刺されました。それでも足りないということで、結局普通の針のようなもので刺した後に、耳たぶを絞るように血を採りました。一緒に行った20代の友人は、血が止まらないということで絆創膏を貼られていましたが。。3週間後くらいに結果が分かるそうです。

2008年9月1日月曜日

移転完了

事務所を移転しました。以前はマンションの6階だったのが、今度は道路に面した1階です。大きなガラス窓があるので外から見ると中がよく見えます。1階である必要は業務上ありませんが、こうして1階になってみると良い影響がずいぶんといろいろありそうです。見られているということは、見られても大丈夫な状態を保っておかないといけない気がして、常に空間的にも気持ち的にもピリっとできそうです。工事中、カフェみたいなところができると良いなという期待感のこもった、道行く人達の視線にたいして、事務所になってしまい少しだけ申し訳ない気もしますが(笑)。まだ全てのスペースの用途をはっきり決めていませんが、決めずにガランとさせておきたいと思っているところです。

新しい住所は下記になります。
株式会社山口誠デザイン
〒106 0047
東京都港区南麻布2-8-17鳥海ビル1F
tel 03 6436 0371 fax 03 6436 0372