2008年10月4日土曜日

結果

事務所の引越当日、休憩もかねて近所のイタリアンでスタッフ達(=男性)と軽く一杯飲みながらランチをしている時に、フードアレルギーテストをこれから受けるという話をしました。僕も含めて、おいしいと評判のレストランには積極的に足を運ぶことを楽しみにしていたり、週末は料理をつくり大勢の友人を自宅に招いてパーティをしている人達なので、日常的にみんな食には関心があるはず。事務所を移転させた理由の大きいものとして、ランチ時に行けるおいしい店がなく、かつ選択肢もないという不満もありました。ところが、スタッフからはアレルギーテストは受けたくない、というリアクション。。その理由はおいしいものを食べるのに、いちいちアレルギーを気にしたくないから知りたくないとのこと。ある種、とても男らしい理由だと思いました。前にも書きましたが、このアレルギーテストはアメリカに血液を送って90品目の食品を検査するものです。内蔵や血液など内部的に起きるアレルゲンを対象にしていて、将来の疾患の原因になる食品を検査します。ですからその食品を食べても、例えばすぐにジンマシンがでるとか、呼吸困難になるというものではなく、検査しなければ知ることができません。すぐに症状がでるアレルゲンをIgE(普通はこれ。ジンマシンなどの原因。)、今回対象にしているアレルゲンをIgGと言うそうです。もちろん付け焼き刃の知識です。ということで、スタッフは「食」に関心というよりは「うまいもの」に関心があるということが分かりました。
さて今日ようやくその結果が返って来て・・・、卵が白身黄身ともHigh、チーズ(チェダー、カッテージ、モッツァレラなどに分かれてます)、牛乳、ヨーグルトがLowでした。つまり卵は今後とにかく避けて、乳製品は食べ過ぎないほうが身のため、という意味になるようです。ちなみに一緒に受けた人全員(計4人)が乳製品・卵ともにModerate以上で、中には大豆、砂糖がHiighという人もいました。受けた人全員がアレルゲンを持っているという結果です。やはり知っているのと知らないのでは、当然今後の対応が違うので、受けて良かったと思います。建築で使う材料や製品で広く知られているものだとしても、よく吟味してから使うに限りますが、食べ物も全く同じだと思いました。